ナインスゲート ―デジタル・レストア・バージョン― [Blu-ray]
平成最後だけど、ネタがないので、いやあるけど時間がかかるので、最近読んだ本とか
基本的に、暇つぶしに読む本はブックオフの100円コーナーで調達するんだけど
読みたいリストの上位にあって、ようやく出会ったハメットの『マルタの鷹』
モダンなハードボイルドの途中から都市伝説みたいな流れになってくるとこ、すこ
『いのちの初夜』北条民雄
https://www.aozora.gr.jp/cards/000997/card398.html
読んだのは4年ぶりくらいかな
青空文庫で読んだけど、最初に読んだ時よりも、ライ病患者の当時の状況や、施設の様子とかの知識が増えていたためか、テーマがよく伝わってきた
で、ここから青空文庫に収録されているものほとんど読んでしまうほど、一時期北条民雄ばっか読んでたな
リアルな闘病記を装った隔離施設ルポも面白いし、なかなか不謹慎なオチの青春小説みたいな『戯画』(綾波レイみたいなヒロインが出てくる)なんかも面白い
こないだフライパンで熱した油が足の甲に落ちて、すんごい水ぶくれができたんだけど、ライ者の絶望とかそういうのは、不可逆な恐怖から来るのかもしれないと思ったりした
『遠野物語』柳田国男
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card52504.html
いつか読まなきゃと思ってて、だけどなんか難しそうだからいつも後回しにしてたけど、読んでみたら、案外すんなり読める
人間社会と、その外の世界との狭間に生じた歪みの物語を編んだものだけども、これはそのまま、近代化する日本と、そこから取り残されつつある地方って構図になっとるんやなって
『ロスト・シンボル』ダン・ブラウン
まあ、ほぼ陰謀豆知識を仕入れるために読んだようなものだけど、陰謀論大好きなムー民御用達の作家『ダ・ヴィンチコード』のダン・ブラウン氏の、フリーメーソンをテーマにした作品
スルスル読めるんだけどさ、上巻の最後にあった一文にショックを受けましたね
「中巻につづく」
いや、中巻あるんかい!!! って
池袋のブックオフ、上下巻しかなかったから、しかも上下巻3セットくらいあったから、てっきり上下巻だと思い込んでたけど、中巻あるっていうね
4回くらい通って、ようやく中巻あった
犯人は犯罪計画凄いけど、フリーメーソンを脅す手段がヘボすぎひん?て思った
『脇役』子母澤寛
『座頭市』ファンとしては、なんでもいいから読みたい読みたいと思っていた子母澤寛作品だけど、なんか唐突にあったので購入
自身の祖父である彰義隊の生き残りたち、その後を描いた作品
思ってたより読みやすかった
『眠狂四郎無頼控(四)』柴田錬三郎
眠狂四郎って、映画版のDVD一回しか見たことないな、そんなおもんなかったし
と思ってたんだけど、原作めっさおもろい
一話完結で、ちょいハードボイルドみたいな感じやけど、雰囲気は『ルパン三世』の原作マンガみたいな感じ?
チャンバラ部分も、はっきり書かないの、すごいカッコいい
刀を抜いた敵に「おぬしでは勝てんと思うが」みたいなこと言うて、次の場面ではもう終わった後の描写してんの
粋スギィ!
闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん
http://yawaspi.com/namerikawa/index.html
闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説
http://yawaspi.com/nikumamushi/index.html
こないだ完結した『闇金ウシジマくん』のスピンオフ企画
『肉蝮伝説』は、肉蝮がダークヒーローみたいになってて草、とくにイベサー編とか、主人公がなかなかのハッピーエンドになっとる
あ、そういば(唐突)
本といえば、今度、写真集出るらしいんですよ、写真集
つばきファクトリーの浅倉樹々ちゃんの写真集なんですけども
買おう
こっちも買おう
芥川賞候補
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