アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

映画『ヴェノム』 まさかの”なろう系異世界主人公”の巻




ヴェノム:リーサル・プロテクター (ShoPro Books)
Posted with Amakuri at 2018.11.7
デイビット・ミケライニー
小学館集英社プロダクション




スタン・リー元気やな
場内も笑いに包まれとった







「なにやってる」
「手を上げてる」
「かっこわるい、降ろせ」
「やだ、あげる」


このやり取りに草を禁じ得ない










スパイダーマンのライバルで人気ヴィランのヴェノム
カプコン製の格闘ゲーム『MARVELvsCAPCOM』にも登場するので、妙齢の男性にも割と認知度高い…はず
シンビオート(宇宙寄生体)とヴェノム自体は旧『スパイダーマン』三部作に登場するけど、こんだけガッツリ原作寄りの造形で出てくるのは初なので、マーべルの実写はどうもね、、、ってゆー原理主義的なアメコミファンも総立ちですよ!


そんで期待を裏切らない出来ね
途中の、うす暗闇のビル内ロビーでの、一個小隊との大乱闘、あそこ、いままでに感じたことない高揚感ある
怪獣が暴れまわるのと多分同じなんだけど、純粋な暴力が災害として、普通の人間を薙ぎ払ってく感じ?
怖いけどスカッとする、妙な感覚  きっと、これが恋(きそたん)
そう、りさまるが一言発すれば、ハロヲタ全員がサンライズジャンプさせられてしまうアレよ




元カノの今カレがいい奴だったりするの、すごいハッピーな感じやけどさ、企業の悪事を内部告発した女性科学者が割りとあっさり死んじゃうの、直接的なとこ見せないけどグロい
戦ったりするところより、あの女性が死んだって描写が一番ゾッとした
全編的にテンポよく、コメディ寄りに作られてるけど、そういう要所要所、怖いの
ハラーやね(江戸川乱歩先生)




スパイダーマンは、いまアベンジャーズのほうに出張中ってことで、ディズニーに貸し出してる関係上、ソニーの映画には出ないことになってんのかなー
スパイディがないないのは単に西海岸が舞台だから?


吹き替えで見たんですが、ヴェノムの声優はスパイディコスでお馴染みの中村獅童
全体的に声にエフェクトかけられてるから、中村獅童感全然無し











とーにーかーくー


一番面白かったセリフは
「俺は向こうじゃ負け犬だったが、ここ(地球)では違う」


おい!それってYO!異世界もののネタじゃんか!










べつに悪に支配されはしないんだが


地球を食糧庫としか考えていないシンビオート軍のリーダー・ライオットに無謀にも立ち向かうヴェノムがなかなかのクソ雑魚ナメクジなところ、萌えですね
地球、そしてエディが気に入ったとはいえ、なぜか正義に目覚めてしまう
おそらくエディの中にある、「悪をとことんまで糾弾する」という概念に触れたからだろうけど
だから、お別れの時は、すごくジンとしてしまうんよ


隣にいるのが当たり前だと思ってたけど、当たり前のものなんて何もなかったと気づく、やなふなみたいなもんだね




結論:
『ヴェノム』=やなふな映画





スパイダーマン:ヴェノム VS. カーネイジ (ShoPro Books)
Posted with Amakuri at 2018.11.7
ピーター・ミリガン
小学館集英社プロダクション




カーネージくん!
いつの間に翻訳本出てたんや!
(映画化されて思い出したように翻訳本検索するワイ)
アメコミ映画が日本でしっかり数字たたき出してくれるおかげで、こういう昔日本語で読みたいと思っていたコミックの翻訳が出てくれるの本当にうれしす
小学館プロダクションありがとんかつ


というわけで、エンディングで出てくるカーネージくんは映画化されるのか、期待してます



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