アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

Berryzブートキャンプ つばきファクトリー『Just Try !』 #tsubaki_factory




今週のファクトリーブログ 2016年11月26日版 #kobushi_factory #tsubaki_factory




伝説の教官・つんく♂書き下ろしによる戦陣訓を口ずさみ
ここからだ いくぜ、つばきファクトリー






HAPPY! HAPPY! 言ってたら楽しくなるよ
言霊とはいかなる力










同世代の少女たちに春を告げるメッセンジャー、つまり天使としての役割を与えられたこぶしファクトリー
しかし、彼女たちのパワフルな威光から漏れてしまったものは、どうすればいいのか
そういった弱気な少女たちは、”意気地なし”と自分を呪い続け、そこから動けないままでも、それは仕方ないことなのか
つばきファクトリーは、そういった少女たちの原罪を背負い、死地に赴く
少女の呪いを、世界の果てに葬り去るために


天使であるがゆえ、男女の差異すら軽々と超えてしまうこぶしファクトリーだからこそ、その対として生まれたつばきファクトリーには、乙女のイメージがつきまとう
椿の赤は血のイメージであり、死と直結
それはやがてくる再生への祈りとなり、つばきファクトリーもまた、聖性を帯びることを示唆している
だがその道には、幾多の試練が待ち構えているのだ


つばきファクトリーのメジャーデビューシングルCDに収録される一曲としてイベントで披露された『Just Try !』は、聴きようによっては、Berryz工房『愛はいつも君の中に』の焼き増しだ
サビのフレーズや、ボイスサンプルの使い方など、2014年式のハロー!楽曲の仕様に準拠している
しかし、そこには、相変わらずリズム重視の譜割りに、Berryz工房のような軍隊を彷彿とさせる堂々とした振り、℃-uteばりの激しいダンス、モーニング娘。式のフォーメーション移動も組み込まれており、研修生からメジャーデビューするための、グループやメンバー自身への課題が組み込まれているように感じられた
この曲は、楽園を放逐された少女たちのための集中強化合宿、Berryzブートキャンプなのだ
2015年以降、ネオハロプロ組のデビュー曲の中で、唯一つばきファクトリーにだけつんく♂の書き下ろし楽曲が提供される意味はそこにある
これは、大勢がそうであるように、特別ではない少女たちが、本当の自分の人生を探すために、その第一歩を踏み出す物語
つばきファクトリーは、そういう普通の女の子、そのものを象徴したグループだ











同世代の少女たちに、”怖くないよ”と微笑みかける、そんなアイドルが必要だ
アイドルはロボット(偶像)ではない時代だからこそ、ともに痛みを分かち合い、後悔を抱き続けるよりも、未来に希望を持って一歩を踏み出すことを祝福してくれる、血の通ったメッセージが











Just Try ! やるなら今しかねえ


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