
4月10日は電撃大賞の締切日!!!!!
毎年多数の投稿(前回17回は総数4,842作品 )があり、下読み要員死ぬぞ! と心配されていますが、それだけライトノベル、とりわけ電撃文庫が注目されている証拠。
よーしそんじゃお父さんはりきっちゃうぞーというワナビのみなさまに向け、小説の構想から投稿までを10のステップにまとめてみました。
※電撃大賞小説部門の内容に則しています
1.準備
小説の執筆にあたり、小説創作のためのノートを用意しましょう。
ちょっとしたアイデア、プロット、登場人物の設定など、なんでも思いついたことを記入するためのノートです。
パソコンのメモ帳ではなく、紙のノートが使い勝手がいいのは、マインドマップのように簡単に矢印や図解などをすぐに書き加えられることです。
また、情報を一元化するため、ノートは一冊、最低でも一作品に一冊にとどめましょう。
2.プロット
物語を構成する上で重要なのがプロットです。
どのエピソードがどの時間軸で語られるのか、ノートに書きだしていきましょう。
これが小説の設計図になります。
とくに長編小説の場合は、プロットを整理してから書き始めましょう。
プロットがあると、次になにを書くべきかがわかります。
3.資料集め
小説の内容が決まったら、資料集めです。
作業後半であわただしく資料を探すのは大幅なロスとなるので、必要なものはなるべく早い段階でそろえておきましょう。
4.執筆
プロットに沿って、ひとつひとつエピソードを書いていきます。
書いている途中でエピソードの内容に変更があった場合、他のエピソードと矛盾が出ないよう、次のエピソードを書きだす前に整理します。
文章の書き方で困ったら、好きな小説を眺めてみましょう。
ただし盗作は禁則事項です。
締め切り一か月前に書き終えることを目標にします。
5.休憩
小説を書き終えたら、いったん作業に関することを忘れましょう。
以降の作業では「客観性」が重要になります。
6.推敲
小説を書き終えたら、また、一区切り付いたら推敲をしましょう。
推敲は日を置いて複数回行いましょう。
初回:誤字脱字、接続詞、セリフ回しなど、比較的簡単な誤りがないかを確認
次回以降:文章としておかしくないか、内容に矛盾はないか、などを確認
「どんな文章が正しいのか、もはやわからない」という方は、声に出して読んでみましょう。内容が違和感なく頭に入ってきたら、おそらく問題のない文章です。
7.あらすじ
あらすじはいわゆる「煽り文句」ではなく、小説の内容を超圧縮したものです。
なので「オチ」までちゃんと書きます。
たとえばRPGでいえば、
「勇者が魔王を倒す旅に出ていろいろあって最終的に魔王を倒して世界を救う」
を規定字数にまとめます。
電撃大賞小説部門の規定字数は800字。
800字とはいえ、油断は禁物。とくに長編だと大変です。
あらすじにも推敲が必要。最低二日はかけましょう。
8.印刷用データの確認
応募に必要な書類は以下の三種。
1、小説原稿
2、あらすじ
3、その他、タイトルや住所など明記した書類
それぞれ内容に不足はないか、書式が間違っていないかを確認。
小説原稿には「ページ数」も入るよう、書式を確認。
9.印刷
印刷はネットプリントサービスを利用しましょう。
セブンイレブンのコピー機で簡単印刷。
レーザープリンターだし、きれいに印刷されます。
料金は白黒印刷で 20円/枚
ネットプリント
http://www.printing.ne.jp/
Kinko'sが近くにある方はそちらの方が安いかも。
FedEx Kinko's Japan
http://www.kinkos.co.jp/
いずれにしても高い出費なので、誤字脱字などないように。
10.郵送
印刷した原稿に穴をあけ、ひとまとめにしてひもを通します。
なるべく折り目がつかないように厚紙を当てるか、短編の場合はクリアファイルに入れます。
あとはA4の封筒に入れ、郵便局へGO!
それではみなさま、これから一年間、楽しいワナビ生活を送りましょう。
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