アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

スターウォーズep7とその周辺









※本編のネタバレ含みます






 SWエピソード7、観てきました。
 12/28 10:30の回。
 ハロプロのカウントダウンコンサートLVの予行がしたかったので、ほぼ同じ席を取って観ましたよん。
 入場時にホットトイズのフィギュアカタログくれたりしました。
 予告では『シン・ゴジラ』のティザーも流れたんですが、日本特撮の再生を庵野秀明が担うように、スターウォーズの再起動を任されたのが、JJエイブラムス監督です。どっちもただのオタク、しかしとんでもないオタクってとこがミソですね。


 今回のSWも、めちゃくちゃ本家リスペクト、たとえば激ダサフェードアウトくん(なんか画面が丸くヒューっと縮まったり)とか、オープニング、エンディングの差し込み方とか、そういうとこを完全トレースするのが、あ、なんか庵野監督っぽいなと思いました。


・女主人公のレイは、登場シーンが完全にナウシカのトレースだったのが微笑ましかった。腐海で王蟲の目玉の殻を取るシーンが廃棄された巨大戦艦(デススター?)の部品を回収するとこで、メーヴェのシーンが、砂丘をソリで降りていくシーンに対応。最初、防塵マスクで完全に顔隠してるとことかね。スターキラー内を隠れながら逃げるさまは旧作っぽいけど、なんか「未来少年コナン」とかを思い出した。

・男主人公のフィンは最初ヘタレだったけど、レイのこと好きになって男になるとこが良いです。「レイを助け出したい」の一心でハン・ソロを連れまわす。「もう殺すのは嫌なんだ」と言いつつ、かつての仲間であるトルーパーをガンガン殺してたけど!

・期待値の高かった銀色トルーパー(女性)のキャプことファズマは即攻略されて退場よ。いや、これ絶対中身美人のパターンだろ(ハンガーゲームの主人公)! それ無しで退場させる???トルーパーを女にするという萌えっぽい事しておきながらこの仕打ちよ。ジャンゴ・フェットにしても、重要な敵キャラはあっけなく死ぬのがSWシリーズのお約束だけど!

・カイロ・レン、今回のシス卿。ダークサイドが過ぎる! そんで結構早めにマスク脱いで変な長髪出てきたから笑いそうになったわ! なかなかの中二病キャラで「闇の導きを」とか言う。

・BB-8、今回のドロイド。このBB-8が、逃げるために走り回るとこがあるんだけど、なんであの単純な形なのに子犬みたいな疾走感が出せるのか。やっぱILMってスゲーや。

・昔のキャラ、ハン・ソロ、レイア、そしてルークも登場。ハリソン・フォード以外はなかなかのダークサイドに落ちた私生活を送ったりしてたんですが、やっぱり安心感あるぜ!ってことで、リアル経年劣化した元主人公たちが脇を固めます。ミレニアム・ファルコン君はCGなので無茶な動きしますけど。レイアの「彼はジェダイで、あなたは父親よ」がベストセリフ。以前のSWが当時のアメリカの若者たちの青春と通過儀礼をSFに落とし込んでいたのと違い、今回のSWは大人になった当時の若者たちが自分の過去にけじめをつけ、次の若者に道を示す物語になってる。次回は最初からチューバッカ、C3PO、R2D2が旅のお供です。

・カンジ・クラブ。漢字で、しかもコスチュームが日本の甲冑ぽくて、中国っぽい発音の言語を使うハン・ソロに金貸してる奴ら。いや、カンジ・クラブて、まんまな名前付ける?遥か昔遠い銀河の彼方なのに地球っぽい文化圏の分割の仕方する?みたいに思ったけど、よく考えるとそもそもオビ・ワンって帯だわ!と自分を納得させた。

・ポー。フィンとすぐに親友になるナイスガイ。後半も敵機撃墜のたびに「ヒャッホーイ」ってはしゃいでたのが面白かった。マクロスの山形みたくすぐに死ぬ役だと思ってた!

・最高指導者スノークちゃんさん。カイロ・レンの師匠なので、暗黒卿は二人ひと組というルール通りだと、カイロ・レンが死なない限り新しいシスも出ないんだけど、カイロ・レン、次回も出るの?スノークは「カイロ・レンを連れて来い、修行を終わらせる必要がある」つってたけど、地割れ起きてて、すぐに助けに行かないと救出不能なんですけど! レイとフィンはミレニアム・ファルコン号で逃げたんだけどさ。
 前シリーズまでで一番好きなキャラはパルパティーンことダース・シディアスだったので、スノークちゃんさんのことが気になるんだけど、今回は超巨大立体映像での登場で、リアルのサイズはどのくらいやねんってのが気になりつつ、期待して次回を待ちます。



 感想はこのくらいで、今回はフィギュアの話を少し。
 実は一年くらい前からスター・ウォーズの昔のフィギュア、いわゆるベーシックシリーズ(9~10cm)というものを調べてまして。ケナー社が当時出してたフィギュアがあって、SWのフィギュアコレクターって、このシリーズのコレクターを指すことが多い。オールドケナーとか、レトロケナーとか呼ばれてる。
 構造が割と単純で、股の可動部分がT字になってたりする。
 ポーズは棒立ちで素朴な感じがします。
 別にケナー社に限らず、こういう構造のフィギュアが当時はスタンダードで。




スターウォーズep7とその周辺

ヴィンテージのチューバッカ



 例えば、最近レトロケナー風のフィギュアを半ばパロディで出している「ReAction」というシリーズがあります。映画モチーフのフィギュアで、ロゴからして、これは完全にコレクター向けの悪ふざけが人気なんだけど、そんだけ人気のフォルムってことです。「ReAction」ラインは初っ端からケナー社の倉庫から、予告だけされて結局出なかったエイリアンのフィギュア設計図を発掘してそれを作るっていう、狂ったことやってるんですが。




スターウォーズep7とその周辺

リアクションの「エイリアン」。「パルプフィクション」や「ターミネーター」など続々フィギュア化している



 でも最近の主流は、マクファーレントイズ前後から、いかにリアルに、いかに立ち姿をカッコよくするかってことに重きを置いて制作されているので、最初から角度付いた腕の曲がり方してたり、関節がボールジョイントでいろんなギミックをつけたりしてるんですね。
なので一年前にSWの現在のベーシックフィギュアシリーズをトイザラスに見に行ったりした時、トルーパーとかもボールジョイントで脚が曲がってたりしたんですよ。
んー、これじゃあ惹かれないなー。やっぱオールドケナーを中古ショップで探すしかないのかなーとか考えてた。オールドケナーはクローントルーパーとかダースモールなんかはないけど。
 こないだ中野で買ったホットトイズのトレーディングフィギュアは、結構その辺をパロディ的に再現しつつホットトイズの特徴であるリアルな造形で、これなら集めて楽しそうと代替的なコレクションの候補だったんですが。



スターウォーズep7とその周辺

ダースモール。肘関節など、可動を強調した作り




 それが、この映画公開に際して出たフィギュアを見てみると、、、、股の関節がT字に戻ってる!!! しかも結構棒立ち気味に作ってる!!
なんだか怖いなー、やだなあ、なんでこんなレトロ風に作ってんのかなぁ(稲川淳二)



スターウォーズep7とその周辺

最新のベーシックフィギュア、カイロ・レン。肘に関節は仕込まれていない。そしてレトロな股関節むき出し




 そのとき、ハッ!としたんです。
 そういえば、スター・ウォーズって、ディズニー資本だった……
 つまり、これ、最新のマーケティングなんですよ。
 私みたいな、どうでもいいとこでケチつけるアホな人間に金を使わせるフィギュアの作りを、しっかり提示してるんですよ。
 おそるべし。
 一時期、拝金主義みたく言われて落ちぶれたディズニーも、いまでは経営姿勢を一新して、「いや、正直な商売してたら、もっと金稼げるじゃん? 正しいことして儲けられるって最高だぜ!」ってとこに一周回ってたどり着いたのが、もう怖いです。
 映画の中でも、「なぜ助けるんだ?」と訊いたポーに
「だって、それが正しいことだろ?」
 とフィンも言ってました。
 ハロメンもディズニー大好きです。
 ちびまりあも、ちび野中もディズニーの虜でした。
 私もディズニー好きです。
 ありがとうディズニー、かっこいいフィギュアを作ってくれて。
 さすがにモールドは細かく作り込んであるけどね。
(またお金がなくなる)



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