アイドル黙示録 中二ブログ

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【考察】まず最初に、こぶしファクトリーがあった



【考察】まず最初に、こぶしファクトリーがあった



2012年から始まった道重さゆみリーダー体制のもと、『Help me!』でオリコン一位を獲得し新生モーニング娘。を印象づけたことで、その後急速に新規ファンの獲得が始まる。
また、嗣永桃子のバラエティ進出とインパクトにより、Berryz工房、引いては発見されたアイドルとしての℃-uteがデビュー時以来の注目を浴び、パフォーマンスでハロー!プロジェクトを牽引する形になる。
ここで軌道に乗った従来のチーム(スマイレージはメンバーいわくドン底期を味わう)によってアップフロントにリソースが追加されたことで、Juice=Juiceが結成され、前述の下地もあり、また研修生出身者の安定したパフォーマンスでJ=Jは早々と軌道に乗る。



Juice=Juice結成直後から、「研修生のユニットをあと1つか2つ考えている」というアナウンスが聞こえてきた。
この時点で、研修生内ユニット、後のこぶしファクトリーのメンバー選考は始まり、マイルストーンが敷かれていたと思われる。
同時に、つんく♂の癌が発覚、一度手術するも再発し、最終的には声帯摘出、プロデュースから身を引くこととなった。


デビューの順番はカントリー・ガールズ→こぶしファクトリーだが、実際に走り出したのはこぶしファクトリーのプロジェクトが先で、カントリー・ガールズはそのあとに持ち上がった話ではないのか。
2013年-2014年に、2度に渡ってモーニング娘。12期オーディションが開催される。
最初の「未来少女オーディション」では、最終選考者はすべてハロプロ研修生となった。その中から幾人かが正式にデビューしている。
2014年の「黄金(ゴールデン)オーディション」選考時、制作陣である西口氏は「(オーディション参加者の中に)結構いいのいるんですよ」と発言していた(アイドル三十六房にて)。
ここで、ダンススキル、ボーカルとしても安定した実力を持つ稲場愛香は、いつ研修生内ユニットの選考から外れたのか、ということがある。
マイルストーン(どの時点で結成するか、メジャーデビューするか)を前にしたとき、年齢も選考要素のひとつであるし、稲場愛香と山木梨沙は、”間に合わなかった”可能性もある。
もしくは、モーニング娘。12期「黄金オーディション」の選外者のなかから新しい人的リソースとしての森戸、島村、小関をデビューさせるために、稲場と山木はその補強として研修生から選ばれた。
その際、研修生内ユニットの内定者だった稲場がカントリー・ガールズのメンバーとして引き抜かる形となった。そしてグループの説得力として山木が選ばれた。


研修生内ユニットは、最初からBerryz工房のアップデートでなければならなかった。
Berryz工房は、小中学生のアイドルグループという、実験作であり、それを10年運営してきたノウハウが、研修生内ユニットにも注がれている。だから、せめて2-3年は中学-高校生でなければならない。デビュー時の鮮烈な印象と、次の10年のために。


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ガンダムの宇宙世紀を読まされているみたい
熱く語れるものがあるのは良いことだよ。
続編はないの?書いてほしいな…
[ 2015/09/13 22:50 ] [ 編集 ]
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