「なぜ日本は危険な児童ポルノコミックを野放しにするのか」
というレポートが最近BBCから上がったんですが
ちょっと所用でロリ絵を描いてみたんですよ。ええ。
いままではギャグ以外でロリというものをちゃんと描いたことなかったんですね。
まあ、いろいろリサーチしながら、この辺り狙ってみっか、的に絵柄を絞ってエロいロリ絵を描いてみたんです。
めっちゃ描きやすい!
これは流行りますねぇ……
普通の等身、つまり熟女とかOLとかを描こうとすると、整合性の取れてない部分がすぐにあぶりだされて、絵の上手いひと(デッサンをしっかりやった人)じゃないと、一枚仕上げるのにめちゃくちゃ時間がかかるんですよ。
だけどロリの絵ってのは、ちょっと等身狂ってても全体のバランスが取れてれば、そこが愛嬌になって、不自然な点も妙な説得力を持ってしまう。
だからガシガシ描けてしまうのですよ。
萌え絵というのは非常に(デッサン的にも、倫理的にも、生理的にも)歪んだ絵なんですよ。「いまこの歪みが欲しい!」という市場の欲求を見抜いた絵師が、そのときどきの流行りのスタイルを作っていくのです。だから、ちょっと前の萌え絵やPCゲームの絵なんかみると、めちゃくちゃ歪んで見えます。どこが可愛いかわからないというものも多数あります。しかしその時代にとっては至上のスタイルだったんですね。
そしてこういったジャンルのものはサイクルがめまぐるしく変わってゆくものだから、日本人が見て「お、これ結構好きな絵かもしんない」というものでも、海外から見ると、意識外の別ベクトルから攻撃を受けるような衝撃があるんですね。それが好意を持って迎えられるのか、排除すべき対象になるのかは、これまた市場が決めることなんですが。
こういったアニメ風萌え絵というのは、見て描けばそれなりのものが描けるのですが、ちゃんと萌え絵として成立させるためにはそれなりの目を養う必要があるし、テクニックも必要だし、オリジナル要素というものももちろん入れなければなりません。そこに可愛さを見出すのも、やはり日本市場の培ってきた文脈というのを読み取るからですしね。
つまり一端の萌え絵師になるにはそれなりの訓練、その他のジャンルの絵師と同じくらいの時間が必要なわけですが、量産するにあたって非常に便利なスタイルの絵であると、実感しました。
私自身は、もっとアメコミが流行って欲しいと願っている人間なんですが。来週には「シン・シティ」観に逝きたい(ステマ)。
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