アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

メモ



特殊翻訳家・柳下毅一郎氏による最近のアラン・ムーアインタビューの訳



 いいか、わたしは『ウォッチメン』を仕上げたあと一切スーパーヒーロー・コミックは読んでない。スーパーヒーローは大嫌いだ。あれはおぞましいものだ。もう今ではかつて持っていたような意味を持ってはいない。かつて、コミックを書いていたライターたちは9歳から13歳の読者たちの想像力を拡げようと試みていた。まさにそれを試みていて、見事に成功していたんだ。今では、スーパーヒーロー・コミックはどう見ても9歳から13歳の読者のほうは向いてない。読者は30代、40代、50代、60代の男性、ほぼ男性だ。誰かが“グラフィック・ノベル”って言葉を思いついた。読者たちはそのラベルにとびついた。感情不全と見えることなくグリーンランタンやスパイダーマンへの変わらぬ愛を認めてくれるものが欲しかっただけなんだ。これこそがスーパーヒーロー中毒、メインストリーム中毒の読者たちの残りカスだよ。もはやスーパーヒーローにはいいものなど何も残ってない。アベンジャーズの映画にいい大人がむらがり、50年代の12歳児を楽しませるためにこしらえられた設定とキャラクターに熱狂しているとしたら、それはむしろ危険な徴候だと思うね。

http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-582e.html



 ちょっと最近「自分を肯定してくれるコンテンツ」について考えていたこととリンクしたので



 あと記事中に出てきたムーア脚本をもとにした『ファッションビースト』っていうのとムーアに影響を受けてるっぽい『ダイヤルH』(ヒーローが日常にいたら? っていうウォッチメンものかな?)が画像をググったら面白そうだったのであとで調べる。。。。。。
 最近のアメコミ事情に疎いので、あれだし、調べ出したらキリないけど、アメコミ映画のヒットで最近いろんなコミックの邦訳が出ていいですね。『ウォッチメン』前日譚とかはあまり興味ないけど(てか原作の注釈替わりについてた白黒ページだけで完結してるんでは……)、ほかにもいろいろ出てて、でも高いしデカいのでなかなか手を出せない。柳下翻訳の『フロム・ヘル』も、フリーメーソンとか貴族社会の陰謀とかムーア脚本を堪能するには最適な本なんだけど、いつも買うかどうか迷いつつ立ち読みで済ませてしまう。
 『マーヴルクロス』復活しないかな……

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[ 2014/01/19 15:50 ] イロイロ | TB(0) | CM(0)
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