アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

つんく(♂)プロデュース”バナナっ娘CLUB”



 まだ珍妙なファッションを押す番組だった『浅草橋ヤング洋品店』なんかにシャ乱Qが出てきた時の印象というのは子供ながらに「なんやこのキチガイみたいな歌い方でまっとうな歌謡曲歌う奴らは」という印象だったんですが、その頃の私は音楽にもTVにも興味なく、浅ヤンも流行ってるから見てみるけどランドセル背負った大人のファッションショーとか、田舎者には理解不能であって、中華料理対決や江頭グランブルーだったら当たりの回みたいなそんな認識。

 で、私はそのころ福岡のKBCラジオでやってた中高生向けの「3P(さんぴー)」という番組にハマってたんですね。平日の21:00~24:30はずっとラジオを聴き逃さないように張り付いていて必然的にその時間にやってるドラマとかバラエティなんかには疎くなるので、まあそんな子供だったわけです。

 そのラジオにつんくがゲストに来ることになった。そのころシャ乱Qは異色のバンドとしてめきめき有名になっていたんですが、なぜかよくわからないけれど「アイドルを作ろう」という流れが先にあったのか、後にあったのか忘れたけど、「今度ゲストに来るつんくに曲を作ってもらおう」という話になって、いま考えてみればそんな地方限定のラジオの企画物のアイドルに曲つくるとか狂気の沙汰だけど、作ってもらえることになった。

 アイドルの名前は「バナナっ娘CLUB」。もうこの時点で悪ふざけなんですけど、番組でオーディションをやって、メンバーも決まった。曲も出来た。詞がまだないよ、「しょーがねーなぁ、じゃあオレが書くか」と和田アナウンサーが書く事になった。和田アナウンサーは3Pに時々ゲストでやってきたり、「和田君と中島君」というコーナーで喋る人だったんだけど、私はこの和田アナのしゃべりが大好きだったんで企画に絡んできて嬉しかった。





1995年、「中島浩二アワー・ザ3P」が現役女子高生アイドルグループ「バナナっ娘CLUB」を企画したとき、オリジナル曲をシャ乱Qのつんくが作曲することになったが作詞者がいなかったので名乗りを上げ作詞した。→「ずっと そばに いてね」作詞和田安生 作曲つんく 歌・バナナっ娘CLUB



 そんで出来上がったのを聞くと、これがすごく懐かしい感じのアイドルソングなんです。
 その当時、歌謡曲といえばJ-POPとよばれる小室系サウンドや黒夢とかインディ系のとんがった音楽が一斉に社会を塗り替えていた時代で、そんななかでアイドルソングだったので私の中ではかなり「ラジオのネタ」感が強かった印象があります。

 同時に「つんくという人はバンドマンだけどこんなアイドルソングを作れるのか」とか「和田さんが乙女チックな青春歌詞書いて草不可避」とか思ったものです。

 もちろん、ラジオ企画なので、知ってる人間にしか売れない。テレビや雑誌を見てなかったので、世間でどういう宣伝がなされたかは知りませんが、バナナっ娘CLUB自体もラジオでほとんど言及されることなく、自然消滅する。んで、番組が終わったあともその他の番組の観覧イベントなんかで景品としてCDが時々放出されるような、「倉庫に眠ってる在庫CD」というネタ扱いを受けておりました。


 その後アサヤンでつんく氏がアイドルグループっぽいのをプロデュースするってのを知ったとき(私は平家みちよ云々の部分は全く知らない)、「ああ、つんくってアイドルソング書けるもんな」と漠然と思っていたんですが、ほかの人はどういう印象だったんでしょうか。わりと九州のボンクラ中高生の一部は「つんくはアイドルソング書ける」って認識あったと思うんですよね。

 ちなみに私自身はラジオのファンとして買いたいとは思っていたけど、田舎過ぎてCDショップなど近くになくなく、買えなかった。
 もしかしたらいまでもKBC(九州朝日放送)の倉庫にCDが眠っているかもしれない。


ちなみに「ずっとそばにいてネ」は、つんく♂氏の多分にアイドル向け処女作品。
KBCラジオの番組で作られたユニット「バナナっ娘CLUB」の楽曲です。
詳細はASA板の私の言及を参照してください。

メロディーラインに手探り感があり、現在の作品と比較しても習作レベルに近い。なので直系の作品は思い浮かびませんが、その延長線上に「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」があるのかなあって気もします。

また、地方アイドルの持つ凛とした清々しさは、今も昔も変わらないってことを感じさせてくれます。
サウンドイメージ的は「ぴちぴちピッチ」に出てきそうな雰囲気の曲ですね。
俗に言うところのBメロがなくCメロがあるという曲でもある。詞先行パターンなのかな?...Aメロがやたら長いんだよねえ。

http://blog.livedoor.jp/helloblog/archives/17677070.html



今回軽くググってみたけど、あまり言及されているのを発見できなかった。

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