アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

やなせたかし大往生 我が甥れんたろうと3匹の仔猫



バットマン「アンパンとかギャグなんですがそれは」
スーパーマン「ヒーローはもっとスマートになってくれませんかね」
アンパンマン「ヒーロー協会から弾圧された、しゃーない」

アンパンマン「それでも中東に腹空かせてる子がいるからすぐ飛んでいくンゴ」
高射砲「よろしくニキーwwwwwwwwwwwwwww」







新米パパママあるあるに、「子どもたちがアンパンマン好きすぎる」というのがあるそうですね。
私は高校卒業後にアンパンマンにハマった新参なんですが、同世代の人に「アンパンマン面白すぎるんだが!」と力説しても賛同が得られなくて悲しい。
特に私は『ロールパンナ編』推しなんですが、もちろんおむすびのミニシリーズなんかも好きです。
ダダンダンはスーパーロボットっぽい趣があるし、カゼコンコン、氷鬼、どろんこ魔王とかモンスターとしてめっちゃかっこいい。ライバルに至ってはバイ菌だから!! 映画は泣けるしアクション満載の冒険活劇でおもしろい。
こんなん子ども夢中になるにきまってるやろ!!!
その作者であるやなせたかし御大が鬼籍に入られたということで、謹んでご冥福をお祈りいたします。


で、例にもれず我が甥れんたろうもアンパンマン厨です。




私は故郷を捨てた身ですので長い間実家には帰らず、弟の挙式にも無断欠席するという暴挙に出たりしたんですが、祖父の死があり葬式のため帰郷、そのとき初めて甥に会いました。
誰にも懐かない子どもらしいのですが、昔から子どもと水商売の女性にはなぜか懐かれる私に甥もなぜか懐いてくれまして、祖父の家を継いだ弟が葬儀で忙しい中、私は甥とふたりで『アンパンマン』と『きかんしゃトーマス』をひたすら観続けていました。


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

そのころのれんたろう。初七日の法事の最中、納骨堂を探検する


そして8月の初盆で帰省した際、れんたろうに再会。憶えているのか憶えてないのかよくわかりませんが、またすぐ手を取って私を近所の公園に引っ張って連れて行こうとするなど、私に懐いているようでした。盆の間もずっと子守り。


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

れんたろう、トイストーリー厨、いわゆるディズニー厨になる。おいおいガキさんか? これは無印トイストーリー


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

とくにトイストーリー3の冒頭シーンが好きで、泣いていてもそれさえ再生させれば夢中で観てる


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

アンパンマンのぬりえを寝起きで読む。


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

我が甥れんたろうと3匹の仔猫

食卓でも読む。納豆ごはんが好きなのでまぜまぜして口元に運ぶとがっつく。
しかしこのあと保育園送りになることが発覚すると大泣きした


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

カブトムシに興味津々のれんたろう


我が甥れんたろうと3匹の仔猫




我が甥れんたろうと3匹の仔猫

弟とれんたろう。バッグも滑り台のミニチュアもアンパンマンという。ちなみに滑り台厨でもある。公園の滑り台を延々とすべるのでこのミニチュアを買ったらしい。たしかに初日に公園に行った際、何度も登っては滑り、滑るところから登ったと、大いに楽しんでいた



法事は祖父・弟の家でやっていたのだけど、夜は実家に戻った。
そこには3匹の仔猫がいた。 祖父(母方)の葬儀で帰ったとき、祖母(父方)が「もう明日には生まれる、あんなに腹を大きくして」と言って、その出産を見ることはなかったんだけど、元気な子供が3匹も生まれていた。


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

手前が母猫、名前は「ネコ」。だから子どもにも名前はない。
もうわりと大きくなってて、すばしっこいし「萌え」って感じの仔猫じゃないんだが!!


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

朝起きて弟の家へ行く前に、魚肉ソーセージをちぎって食べさせる。
母猫はばーちゃんに餌付けされて人間に懐いているけど、子猫たちはめっちゃ警戒している。
ソーセージを投げ与えているとなんとなく性格がわかってきた。
白猫… 長男やろうな。ソーセージをガンガン取りに来る。母親の分まで奪う
ブチ… 一応二男ということにするけど、やんちゃとにかく狩りの練習をしたいやつ
灰色… ちょっと気が弱い。離れたとこにソーセージを投げて確保させないと兄弟に盗られる


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

三男。子猫は手で持ってても警戒して食べにこないので投げて取らせるしかない。


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

普段は我が家の庭でじゃれ合いながら狩りの練習をして遊んでいる子猫たち。疲れると母乳を飲みに来る


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

母親、めっちゃ細身。以前はもっとぽっちゃりしてたけど、妊婦だったからな。
てか子どもデカいんよ!


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

キャットフードを食べる猫たち。
ばーちゃんが
「どいだけわがひもじかってんこいどんが食うまで見とる」
(どれだけ自分が空腹でも、こいつらが食べるまで見ている)
と言っていた。
「犬猫にも劣る」という言葉がありますが、たしかにそういうものがあるかもしれませんね


我が甥れんたろうと3匹の仔猫

私はおそらく自分の家庭を持つことはないだろうと思っている。子どもというものは単に見ていて面白いというか、まーちゃんを見る感覚に近いんだけど、やはり身近にそういったものが生まれると、その子のために何かをやってあげたい気持ちになる。
それが猫であっても。

そういった子どもたちにやさしい視線を投げかけ、育てるやなせたかしという巨人が、今はもういない。


関連記事
[ 2013/10/15 21:16 ] SaGaスレ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

Loading