アイドル黙示録 中二ブログ

16ビートとともにあれ

「愛してるわ」と言え!! J=Jメジャーデビュー曲『ロマンスの途中』



「愛してるわ」と言え!! J=Jデビュー曲『ロマンスの途中』

最近「千鳥格子」柄がエロいと思っているのでJuice=Juiceの衣装に使われて非常によいです。





Juice=Juice 密着映像 #11




Juice=Juiceのメジャーデビュー曲となる『ロマンスの途中』を初めて聴いたとき、いきなり耳に飛び込んできた「♪”愛してるわ”と言え はっきり口に出さなきゃ すごい やばい」って歌詞がすごいかっこいいと思ったのですね。
全体を通して聴いてもインディーズ2曲の延長線上にありつつもメジャー感たっぷりのゴージャスな作りになっており、相変わらずアイドルはデビュー曲が最高だなというか、Juice=Juiceめっちゃいい曲もらったなと。


んで、なぜ「”愛してるわ”と言え!」が突き刺さったのかというと、最近モーニング娘。の『ワクテカ Take a chance』の歌詞を改めて読み返したりしていたからです。





モーニング娘。 『ワクテカ Take a chance』 (MV)




『ワクテカ~』は『One・Two・Three』に続く51枚目のシングルで、『123』の流れから聴くと「なんだこの変態チックな曲は……」という印象が強い曲だと思うのですね。『One・Two・Three/The摩天楼ショー』は50枚目のシングルにふさわしい、あたらしいモーニング娘。と伝統あるモーニング娘。を同時にプレゼンできた両A面シングルですが、『ワクテカ~』はさらにそこから進化させて声はガンガンエフェクトかけるわ変調もしまくるし、歌詞はよくわからないというか聞き取れないし、という、一見悪ふざけのようにも見える。『123』にあったキャッチーさがないというか、要は「わかりづらい」曲でした。
だから一部でみられた「51枚目が『The摩天楼ショー』だったら完璧な流れだった」という意見もわからなくはない。だけど、結局この『ワクテカ』以降、モーニング娘。のシングル曲は(EDM的な)電子音パキパキの路線を進めて行く。
それは高橋愛、新垣里沙、田中れいなという声を失い、フラット化するボーカルにフィットした路線だったし、結果的に今のモーニング娘。を印象付けることに成功した。

というわけで『ワクテカ~』は非常にヌエ的な存在で、賛否が分かれる曲だと思う。
だけど歌詞を読んでみると非常にストレートな、男子に対する応援ソングになっています。



特にクライマックス部分





Oh Wow
Shake it up!
黙ってKISSでもしろ
Shake it up!
黙って安心させろ
Shake it up!
黙って守ってみろ
カッコつけてキメて良いんだよ


Oh Wow
Check it out!
本気で恋してみろ
Check it out!
本気で語ってみろ
Check it out!
本気で抱きしめてみろ
青春を無駄にすんじゃない
Oh Wow
Chance!



「黙ってKISSでもしろ」
「本気で語ってみろ」
「本気で抱きしめてみろ」
と、恋に慎重になる男子には無茶ブリ的な叱咤激励をされるわけだが、そのすべての要求が最後の
「青春を無駄にすんじゃない」
のひとことで有無を言わせぬ説得力を持って背中を押す感じがですね、なぜだか涙腺を刺激するわけですよ。

この歌詞は、年をとると非常に響きますね。


2番の歌詞も

Oh Wow
Shake it up!
笑って全部許せ
Shake it up!
笑って素直になれ
Shake it up!
笑って明日に進め
自分なりにやって良いんだよ

Oh Wow
Check it out!
全身で当たってみろ
Check it out!
全身で愛してみろ
Check it out!
全身で受け止めてみろ
伝わらない愛はないだろう



はい。伝わらない愛はないです。
このストレートな賛歌。

「本気で恋してみろ!」なんていきなり言われると怒られているような気がします。どうせなら自分を肯定してくれる歌詞の方が楽だし気持ちいい。だけどそこにある意味を読み取ると非常に胸をうつ歌詞となります。


女性側は

Baby Stop Stop 止(ヤ)めて
尻軽ちゃんじゃないわ
But Don't Stop Don't Stop ウソだよ
めちゃ Shock Shock Shock・・・・



と、愛を求めながらも男子を試す態度をとっている。
気のない振りをして、それでも本気でぶつかれば本気で返す準備は整っている、だからいま二度ないチャンスの瞬間を逃すなということですね。






今回のテーマはファンキーロック。
いかにまっすぐ突き進むか。それがテーマです。

惚れた異性に対して躊躇せずまっすぐ愛せ!
という感覚ですね。
ただ、単に恋愛の事だけでなく、人生感としてもまっすぐに!という気持ちです。
以前にブログで歌詞の世界感は今時版の「All You Need Is Love」と書きましたが、
とにかく「伝わるまでぶつかり続けろ!」
そういうまっすぐな気持ちを歌にしました。





つんく流の歌詞はときに説教くさく聞こえるので、本来アイドルビジネスのメインターゲットとなる10代の人たちにはどうしても「ダサい」とか「あくが強い」と受け止められがちですが、私のような年をとった人間からすると、若い世代に伝わってほしい、と本気で思わせます。



「カッコつけてキメて良いんだよ」「自分なりにやって良いんだよ」




そして今回のJuice=Juice『ロマンスの途中』ですが、こちらは女性への応援歌となっていますね。


Juice=Juice 『ロマンスの途中』 [Romance is on its way] (MV)



『ワクテカ』で何度も反復することで伝えた「やるなら今しかねえ」感を

「愛してるわ」と言え!


のワンフレーズで伝えられたことにズキュンときた。



私も最近になって「表現することには何の制限も受けないのだからやりたいことをやればいい」という当たり前のことにようやく気付けたので、そんな気持ちを後押ししてくれる歌詞は聴いていて涙が出そうになります。

もちろん、表現した後、それが社会的にどういう評価を受けるかは別問題なので、コンビニの冷凍庫にはいるような真似を推奨しているわけではありませんよ。それこそ青春を無駄にしてしまいますからね。



(研修生曲『彼女になりたいっ!!』みたいな即物的な歌詞も好き)

関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

Loading