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剛力彩芽と絶許リスト ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」最終回に寄せて


剛力彩芽と絶許リスト


剛力彩芽について知っていたことといえば、上戸彩結婚後にオスカーにおける上戸枠をそのままスライドする形で引き継ぎ、まさに事務所に推されている(いわゆるごり押し)、ということと、『プロメテウス』のヒロインの吹き替えをやったということくらいだった。
基本的にテレビをみないので、どの程度メディアに露出しているかはわからない。
ただ、ときどきみるネット上のニュースで剛力彩芽の名前をみるとき、聞こえてくるのが圧倒的に否定的な意見であることはなんとなくわかっていた。
私自身、『プロメテウス』の声優に抜擢されたのを知ったときは「オスカー、映画会社広報氏ね」という感想をいだいたものだ。そしてそのときこのひとの声が太いことを知った。
それ以外、彼女の顔を見るのは、ヤクルトのポスターと、なんかしらん、警察関係のポスターの中だけであり、「おう、順調に上戸の仕事を引き継いでるな!」という印象しかなかった。


さて、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』である。
このドラマのヒロインに剛力彩芽が抜擢されたのが発表されたとき、案の定スレッドは”絶許”の声で埋め尽くされた。なんか声優が「栞子さんのイメージと違う」とかネット上で発言したとか、そんな話題も流れてきた。
そのはずだ。原作小説の表紙に描かれているヒロインであるだろう人物像と剛力彩芽は180度違う。


普段ならドラマなど見ないが、とりあえずタイトルから”ミステリー”っぽい、というそれだけの理由で私も剛力彩芽主演ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』を観てみた。


ちなみに原作は読んだことがない。




おい、いい加減にしろ!
剛力ちゃんめっちゃかわいいやないか!!!!



剛力彩芽と絶許リスト

イメージ用のスチールよりすこし髪の毛が伸びてユルふわメゴッち激カワよ!



ドラマや原作を知らない人のために内容を簡単に説明すると

本を読めない体質の五浦大輔が人間ウィキペディアの美人古書店店主・篠川栞子の
元で古書店員として働きながら、古書にまつわる事件にかかわってゆく



物語自体は古書を中心に置いた落語みたいな話だった。
で、なんかウィキペディアにほぼ原作全編のストーリーが書いてあるんだが、
最終的にデートするんですか?
ドラマはまだつっこんだ恋愛を描いていなくて、そこも共感持てましたね、ハイ。


剛力彩芽と絶許リスト

剛力彩芽と絶許リスト




ドラマは全体的にセピアがかった画面作りで、丁寧につくってあります。
私自身古本屋は大好きなので、うまいこと設定考えたなという感じでした。
原作は2011年刊行だったようですが、なんかもっと前からあった印象だな。

ドラマを観て本屋で実際に原作本を手に取ったんですが、パラパラめくって
目に入ったのが「その○○は反則だ」みたいな萌え描写だったので
あ、これは読めないです! と元の位置に戻しておいたんですが、
第4巻が「江戸川乱歩」ものということで、それだけは読んでみようかなと
考えてたら最終話で扱っていましたね。てっきり映画用にとっておくもんだと。
このへんも最近のドラマにはみられない、しっかりシリーズの構成されたものでした。



■剛力彩芽について

剛力彩芽と絶許リスト


あ、もう全然オッケーです。栞子さんです、このひと。
心配していた太い声も、なんか演技で大人しい女性の声になってて「お、いけるやん!」と思いました。
ただ、母親のことを聞かれて思わず声を荒げるところはいつものメゴッチが出てました! ニヤケポイント。
顎のラインとかめっちゃきれいなー
初主演とは思えない落ちついた演技

もちろん「古本屋店主で、人見知りの女がそんなしっかりキラキラ化粧してるわけないだろ」という気持ちもありますがね、

それを言ったら元々のイラストも悪意あるだろ!

剛力彩芽と絶許リスト

こんな巨乳を見せびらかすようなピタピタの服着るやつ、痴女だろ!

剛力彩芽と絶許リスト

剛力彩芽と絶許リスト


ちなみに原作準拠

篠川 栞子(しのかわ しおりこ)
黒髪の長髪に透き通るような肌をした美人。近眼で、普段は眼鏡を着用している。小柄で身体は細いが、服の上からでも分かる巨乳。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8F%A4%E6%9B%B8%E5%A0%82%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E6%89%8B%E5%B8%96

おお、もう……
元々のメインターゲットが若い男性読者ということが影響してそうですね。
現在は読者の8割が女性らしいですが
ちなみにコミック版には谷間的なお色気シーンもあると聞いております!

閉じた世界のユートピアを描くというのはかなり男性的な視線ですが、
イラストも丁度いい線の細さで、そこらも女性に受けた要因なんでしょうね。



■他の俳優陣
五浦 大輔 (30) - AKIRA
え、このひとエグザイルさんなんですか? ボンクラ演技最高!
冒頭のニートっぷりもいいよいいよー

このひとといい、主題歌のE-Girls(『ネバーエンディングストーリー』のカバーの意味あんのか)といい、もう上戸彩とエグザイルの人の結婚ありきの企画じゃん……
だけど奇跡的に噛み合ってていいわー
もう恋に落ちていいよこの二人、って思ってしまうものね

志田 肇 (52) - 高橋克実
せどり屋がこんなオシャレなわけねえだろ、いい加減にしろ!
だけど大人な世界感に違和感なくコメディリリーフとしてもストーリーテラーとしても成立しているのでいいと思います。

篠川 智恵子 (46) - 安田成美
ヒロインの母親役で、ヒロインのトラウマライバルとして登場。
サイコパス演技すごいとおもいました(小波感)

藤波 明生 (38) - 鈴木浩介
ドラマのオリジナル設定で出てくるオネエ系バーのマスターなんだが、
おもしろかった(適当)

佐々木 亜弥 (20) - トリンドル玲奈
こいつが一番意味わからんのだが……



剛力彩芽と絶許リスト

剛力彩芽と絶許リスト

剛力彩芽と絶許リスト


はい、ということで、普通に毎週楽しみに観れました。


ドラマ化に対する反響
ドラマの配役、とくに栞子役について、声優の池澤春菜が自身のTwitter上で困惑を示す(のちに当該のツイートは削除された)など、原作の愛読者などからは困惑と驚きの声が上がった[18]。『週刊文春』は、原作小説ファンが反発し、Twitterで「炎上」が起きたと報じている[30]。

ノンフィクション作家の山下柚実は、放送前の印象として、「ご本人の能力より、売り出そうとする周囲の力というか、話題を仕込む背後の力の方がちらちらと目立ってしまう」としながらも、放送後の感想として、剛力の演技は古書店の空気に馴染んでおり、新人にありがちな沈黙に耐えられない余計な動作がなく、うんちくの台詞も説明的に聞こえず、顔が小さく首が長いスタイルに肩にかけたショールが生きて知的な落ち着きを表現できていると評した[31]。




ちなみに視聴率は爆死の模様





もったいないなー、「足塚不二雄」の作品とか、江戸川乱歩の古書とか、かなり手荒に扱ってたので本物じゃないとは思うけど、そういうのを今のドラマで扱うってだけでも面白いものだったのにな……





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[ 2013/03/31 09:25 ] [ 編集 ]
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