いまだライブレポ書いてないけど><
それも早いうちに書きますけども、軽く、説のほうを説ります
”KOBO”はいくつかのパートに分かれて進行するんですよ
OP(超Happyソング)
↓
相互カバー(麗しのマグノリア、サンバ!つばきジャネイロ)
↓
各グループ交互メドレー
↓
シャッフル ……
と、続くんですが、各グループが一曲ずつ持ち曲を披露していくパートがあるんです
最後につばきだけ『ファイティングポーズはダテじゃない』をやるんかな
そのとき、パフォーマンスするグループはもちろんステージ中央でやるんですが、もう一方のグループは後ろのほうに、階段をあがった中腹の踊り場に待機するんですが、待機している間は、曲に合わせた軽い振りをしてるんですね
メンバーのブログによると、あれは自分たちで考えたものをやってるらしいですが
位置関係はこんな感じです

こぶしがやっているときはつばきは向かって右側に、つばきがやってるときはこぶしが左に、構造上、ちょっと斜めに整列する
で、『押忍!こぶし魂』のとき「結果は出・ない・のさ!」で腕を軽くたたく、客側のクラップを誘う振りをつばきがやったときに
か、かっけー…! って思っちゃいまりあ
曲が曲だけに、あまり振りは多くなく、応援団風に、キリっとして立っていたり、前の方だけ立膝になったり、つばき推しだからそっちばっか見てしまって、つばき基準でペンライト振ってたんですけども
見た目、アンバランスじゃないですか、片方にだけ5~7人がいるこの構図
でも、カッコいいんですよ
多分、これ、日本的な美術の構図というか、阿吽の仁王像、狛犬的な、こぶしとつばきが、双子として生まれた宿命がベースにあるからこそできる、観れる構図なんだなって
(そのプロトタイプとしてのカントリー・ガールズね)
でも、それにしてはかっこよすぎだな、これ、めっちゃ好きだな、なんだこれは
ハローのステージングでこんなに、ずっと見ていたいと思う配置あったか?と
いや、これ私が有史以来の美術史の中で一番好きな絵画、尾形光琳『紅白梅図屏風』の構図……!!
時の流れを表す川が中央ステージ、その左右に年長の白梅と若輩の紅梅が配されている
これ、そのままこぶしとつばきの色になってる
白梅の方は”こぶし”っぽく幹がうねっとるしな
この『紅白梅図屏風』自体が、琳派の始祖、俵屋宗達の『風神雷神図』のパロディなんだけど、光琳のほうはデザイナーとしてのウィットがあって、暗示的で、すごく好きなんですよね
(個人的に、尾形光琳は画家というよりデザイナーの感覚に近い)
中央ステージでこぶしがパフォーマンスするとき、つばきはそれを見て迫力に圧倒され、自分たちももっと上を目指そうと決意し、つばきがパフォーマンスしているときには、こぶしはそこに自分たちにはない輝きを見出して、仲間として頼もしくも、嫉妬も漏れ出してくる
そういう、相互のリスペクトが、最後の合同楽曲『ひょっこりひょうたん島』につながるんですよね
はい、尾形光琳が大好きなので、尾形はーちんが入ってきてくれた時、めっちゃテンション上がったのさ