
永遠に味わいたい刹那の快楽
■なぜgifを使うのか
ホームページからブログへ、ブログからTwitter、さらにメッセージアプリ、tumblr、インスタグラム、、、
ネットが高速化し、Webサービスの提供するコンテンツが一秒の快楽を追求する時代、笑顔の写真だけでその情報を共有されるのはアイドルの強みだ。
もはや我々ネットユーザーは、一秒の快楽を忘れることはできない。
脳はその再現のために、今日も膨大なソーシャルサービスを漁り続ける。
そんな時代にgifが復権したのは、偶然でも何でもない。
画質が粗く、容量が大きかったために、PNGやFlashによって放逐されたgifは、高速ネット時代のソーシャルネットワークサービス上に蘇った。
永遠に一秒を繰り返すgifアニメーションこそ、いま最高の電子ドラッグだ。
このブログではFC2以外の様々なwebサービスの助力を得て記事を構成している。
動画はYoutubeの埋込み機能、スクリーンショットとリンクを同時に掲載する
knowtや、サイト情報を取得保存する
Archive.is、、、など。
そこにgif生成サービスを加えようと考えたのは、前述のような理由からだ。
一秒の快楽。
例えばモーニング娘。'14『TIKI BUN』の工藤遥の笑顔。
それを伝えるために、いままではYoutubeの動画埋込みをした上で秒数を掲載し「ここのこういう動きがいい」というテキストで説明していた。
そのニュアンスが伝わらなければ、読者はMV映像を再生することもないし、秒数を指定したリンクにしても、ラグやタイミング次第で、伝えたいことが微妙に違って受け止められるかもしれない。
だがgifアニメーションならば、それを視覚で直接的に示すことが出来る。
■gif生成サービス
そうと決まれば、どのwebサービスを使うか選定しなければならない。
近年、Youtubeなどの動画サイトからgifアニメーションを自動で生成するサービスが続々と誕生している。
日本では細々と続いていたgifアニメだが、海外ではおもしろgifの投稿が一定数あった。そこにきてSNS的コンテンツの志向と大容量転送・表示のインフラが整い、gifの生成需要が生まれたというわけだ。
「youtubeからgif」などのワードで検索すると、様々なwebサービスのレビューを見ることができる。そこから自分で複数を試した結果、以下のサービスをブログ記事構成用に使用することにした。
gifs
https://gifs.com/
いくつか試した中で最も使いやすかったサービス。
小数点以下の時間まで指定できるのでピンポイントのgifアニメーションが生成できる。
MVの場合、画面の切り替わりが頻繁なので、時間指定は細ければ細かいほどありがたい。
時間指定インターフェイスのURLが「https://gifs.com/watch?v=xxxxx」と、Youtubeの動画IDの頭にhttps://gifs.com/を付ければいいということも利便性が高い理由だ。

*例として新しくgif作成を試みたところ、ハロー!関連のgifが生成できなくなっている
(東映、sonyも同様。avexは行けた) 後日、再度検証をしてみる
上は以前生成したGIF
恋泥棒 #country_girls #山木梨沙
http://jc02.blog111.fc2.com/blog-entry-4756.html
ただ、「gifs」はあまりに長い動画はgifに変換することはできない。
具体例を挙げれば、ハロ!ステ(約1時間)は変換できない。
’ハロ!ステ’? 必要だろう。
というわけで、「gifs」はMV、トレイラー専用にし、ハロステのような長編動画用にもうひとつWebサービスを挙げておく。
GifRun
https://gifrun.com/
こちらは前出の「gifs」に比べ、ピンポイントの時間指定は難しい(1秒単位)。
なお、gifアニメーションの生成サービスは続々と生まれ続けている。
Youtubeは自身のサービスとして動画から直接gifアニメーションを生成するサービスを、一部のチャンネルにて試験中であり、画像共有サイトImgurでも動画サイトからの生成サービスをスタートさせた。
いまのところ筆者の環境ではこれらのサービスを上手く扱えなかったため、様子見の状態だが、正式に運用された場合、性能次第では順次切り替えていこうと考えている。